ついに地球へ…
ジークアクスの地球への落下シーンはファーストガンダムのそれを彷彿とされるものがある。
まさか、背中の羽?がGファイター的な役割を担っていたとは思わなかったが。
マチュが初めて地球の、本物の重力を体験して「コロニーと変わらない…」って発言はなんかリアリティがあって共感した。憧れていたものって手に入れるまでが楽しくて、手にしたあとはあんまり感動ってないんだよな。
シャリア・ブルのニュータイプ能力が開花しすぎて一方的に話しまくるの、かなり気持ち悪い(笑)
もともとこんな感じだったのか?今回のエピソードで特にそう感じた。
今までのガンダムシリーズだと「富野節」と言われているような、一回聞いただけじゃ意味が頭に入ってこないような会話が多いが、今回はマチュの思っていることがセリフとしてあるので、頭に入りやすかった。けどコレジャナイ感。
謎のlineユーザー「Unknown」は一体だれなのか。最初は英語で急にチャットしてきて、今回は普通に日本語。それでもって道案内は英語。謎すぎる。
ホワイトベース内のロックの解除や道案内が出来るあたり、内部の人間か、もしくは超自然的な何かか。
ここで娼館のナンバーワン泡姫的な感じでララァが登場!
他の娼婦たちとそれほど年齢差は感じないが、周りからはお姉さまと慕われている様子。
どんな立ち位置で来るのかと思ったけど、何かに干渉するって感じではなく、観測者といった印象を受ける。ここで他の世界線があることが明確に示唆された。他の世界線のララァがシャア生存のためのガチャを引きまくってる?
別作品で恐縮だが、フリーレンの未来視とか、マーベルのアメリカ・チャベスとか、シュタインズ・ゲートとかタイムリープとか思い出した。
疑問なのは、何回やり直してもシャアが命を落としてしまうという点。正史では逆シャアまで生き残るはずなのに。どうやら正史の二人(アムロとシャア)生存ルートと、ジークアクスのジオン勝利ルートはSSRなルートであるらしい。
あとは、シャアとララァが出て、アムロだけ出ていないのも気になる。今回「白いモビルスーツの彼」という形で明言されたから何かしらの形で登場するはずだが…
ララァは宇宙に行くことを拒否し、彼を待つそうな。前髪が随分伸びた彼っぽいキャラが登場しているので、本当に今後合流するのかもしれない。
ララァが言った「マチュのやるべきこと」とジークアクスがララァのところにマチュを行かせた理由はなんだったのか。
海底のシャロンの薔薇にもたれるジークアクス。ハロがジークアクスの設定に詳しかったり、水深100!まだいける!的な発言したり、どの関係者なんだ…?シャロンの薔薇のことも知っていた?
アンキーと一緒にいたから、アンキーが関係者の可能性も。アンキー自身、連邦のエースパイロットと旧知の仲っぽかったし。まだわからないことも多い。
シャロンの薔薇がまさかそのまんま「エルメス」だったとは。しかもパイロット(ララァ)がそのまま乗った状態とは…。
用語
カバスの館:娼館。従業員の雰囲気からして闇が深そう。
シャロンの薔薇:何かと言葉だけ出てきたが、今回正体が判明。まさかララァ専用モビルアーマーのエルメスとは…。突然シスルナ空域に表れジオンが回収しグラナダで解析していたが、戦火の中で消失したと緑おじは説明していた。本当はゼクノヴァ中に消失したとキシリアは知っているはずなので、緑オジには内緒にしているのか、はたまた緑オジが今回は伏せていただけなのか。シャロンはヘブライ語で「平和」という意味。何で薔薇なんだろう。コモリ少尉が言うとおり薔薇には見れない。
シスルナ空域:月と地球の中間地点の空域、特にガンダムの世界で何か事件が起きた場所ではなさそうだが、地球と宇宙を結ぶ物流の場であったらしい。
マンガロール:ここの警備隊がマチュをジオンに引き渡す予定だったそうな。普通に実在する地名らしい。ララァの出身地なのかな?
おぼこい:カバスの館の主?が発言した言葉。福井弁で「おさない、未熟」的な意味合いの方言。福井県はガンダム衛星なるものを打ち上げたり、ガンダムワールド2016が開催されたり、ガンダムにゆかりがあるためか?
時間凍結:こんな言葉知らない…「された」という言い方から何か含みを感じる。ジオンや連邦に時間凍結なる技術があると思えないので、「向こう側」からこちらに来る過程でそうなった?なんかイバラ的なもので覆われてるのも気になる。
まとめ
一応、物語は終盤に向かいつつある感じ。今回は新しい謎とかはあまり出なかった。
けど今までのエピソードでちょっとだけ出たバスク・オムとか、シャアっぽいやつとか、まだ解決していないことも多い。どのように物語が進むのか、はたまた終結するのか、次回も楽しみ。
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