こんにちは、じょぶでございます。
タイトルの通り、今回のYOSHIKIさんがダンダダン第二期の劇中歌に対してのXでの発言が物議を醸している件について、自分がどう思ったかを書いてみたいと思います。
記事を書く動機
「一人賛否」という行為自体に賛否があることかと思いますが、事件が起きた時に自分がどう感じているのかを言語化することは、発達障害の方と健常者が話す上で非常に大切だと思います。
今回は視聴中のアニメであること、「紅」もカラオケなどで馴染みの曲であることから、思いの丈を記録しておこうと思いました。
専門家ではない一般男性(グレーゾーン)の戯言だと思ってお読みください。
問題の経緯
経緯というほどのことはありませんが、簡単にまとめておきます。
2025年8月7日 ダンダダン(第二期)第18話「家族になりました」が放送。
悪霊のお祓いのために呼ばれた『お囃子』(バンド)がX JAPANをパロディした見た目で登場。原作でも登場しており、漫画を読んでいた方は存在を知っているが、今回劇中歌として「Hunting Soul」が放送される。結構尺を取っていたし、曲の内容も気合が入っているように感じた。
翌日8月7日 YOSHIKIさんXにて「何これ、XJAPANに聞こえない?」と発言。
その後も次々と不満をXにて発言。「何も聞いてない」「弁護士たちから連絡が来た」など、無許可であることや、権利侵害ではないかといった内容。
ダンダダン、YOSHIKIさん双方のファンから様々な意見が飛び出す。
また実際に演奏に参加したメンバーから敬意をこめて作曲、演奏した旨の発言が見られる。
8月9日 YOSHIKIさんXにて「お騒がせしてすみません。ごめんなさい」と発言。
上記の演奏参加メンバーに対してYOSHIKIさんも好意的なリプライがされ、騒動の終結が見える。
アニメに対しても好意的な発言があった。
8月18日 アニメに登場するバンド名「HAYASii」に触れ「自分の本名をパロディしてるのか?」と発言。
「LastName?父の名前?」「心が痛い、涙が出た」これに対してもその日のうちにツイートを削除し「今回の件、全て関係者に任せます」とツイート。
これらの出来事でYOSHIKIさんに思うこと
まず、YOSHIKIさんの心の状態に不安を感じました。
思ったことを口に出してしまう(この場合投稿になりますが)のは発達障害の中では『衝動性』と言います。YOSHIKIさんが昔からこのような性格であったかは分かりませんが、今回その傾向が強くなったのは心のゆとりがない状態にあるせいなんじゃないかと思いました。
心のゆとりがないときは世界がすべて敵に思えて、どんどんマイナス思考になることがあります。ここで叩かれて、さらに悪い方向になってしまうのはどうか回避してほしいと思いました。
また、YOSHIKIさんの「紅」という楽曲に対する愛、そしてプライドを感じました。
私はあまり誇れるようなものはありませんが、子供が出来てから、こういった愛やプライドという感情に共感できるようになりました。それ相応の対応がしてもらえなかった場合は攻撃的になってしまうだろうと用意に想像できます。
しかし、この感情は決して良い意味だけではなくて、アニメの挿入歌に自身の曲を無許可でパロディした曲が使われることへの嫌悪感、もしかしたら本人も無自覚なところで、ややアニメ文化を下に見ている部分もあったのかなと思ってしまいました。
もし、上記のようなことがないのであれば、お金の心配です。
YOSHIKIさんは「YOSHIKIを続けるためには莫大な維持費がかかる」といった旨の発言を以前テレビでしたように思います。かの有名なマイケルジャクソンも死亡時5億ドル以上の借金があったと言います。
いくらライブやその他のビジネスで稼ぎがあったとしても、それ以上に使ってしまえば借金も発生します。また、お金の問題は心を貧しくしますし、いろいろ勘ぐってしまいます。
ダンダダンに対して思うこと
対して、ダンダダン側に対して思うことですが、私はアニメ化前から原作漫画は読んでおりますし、第一期のアニメも見ていますし、サブカル系は好きなので、ややダンダダン側に立っているというのは前置きしておきます。
まず、原作の作者さんに関しては、気の毒だったな、が第一に感じたことです。
作風として、原作漫画も第一期のアニメもパロディキャラが多数存在します。これってこれのパロディだよね?!とか元ネタを探すことも楽しみの一つだと思ってました。
今回の件で改めて「囃子」のシーンを読み返しましたが、顔はともかくメイクもそのまんまXJAPANでしたね(笑)やっぱり作者さんもXJAPANの1ファンだったんじゃないかと思うと、YOSHIKIさんのこの反応には複雑な心境なんじゃないかと思います。
権利問題に関しては(詳しくないため)何とも言い難いところですが、第一期の反響を考えて、関係各種に話を通しておく必要はあったのではないかと思います。制作陣はこの作品を過小評価しすぎていたのではないでしょうが。
やはりビジネスとしてやるのであればそこはキチンとやるべきではないかと思います。そうすれば双方のファンは無意味なケンカをせずに済んだと思います。
ただ、上記はあくまで結果論ありきの一般論。
個人的な考えにはなりますが、ここでパロディされることに大きなデメリットはないかと思うんです。馬鹿にされるような描写は原作ではなかったし。アニメでは準備に手こずる様子が追加されていて、これはいらなかったのでは?と思いましたが。令和世代の読者に「紅」ひいては「XJAPAN」を知ってもらうチャンスにもなるんじゃないかと思うんですが…
YOSHIKIさんのメリット、デメリット
今回の騒動で双方にどのようなメリット、デメリットがあったか考えてみます。
YOSHIKIさんのメリット①今後自分をパロディする場合は許可を取るように、という意思表示ができた
YOSHIKIさんのメリット②良くも悪くも知名度が上がった、「紅」の再生数が増えた?
YOSHIKIさんのメリット③自身のファンが騒動発生時にどのような動きをするか知ることができた
YOSHIKIさんのメリット④自身の(アニメに対する)発言が世間にどのような影響があるのか知ることができた
YOSHIKIさんのデメリット①権利問題で揉める可能性があることを示唆してしまった
YOSHIKIさんのデメリット②一部のファンが離れた
YOSHIKIさんのデメリットアニメ業界から一部のアンチを生んでしまった
この辺りだと思います。
ダンダダンのメリット、デメリット
対してダンダダンのメリットデメリットは以下のように考えました。
ダンダダンのメリット①知名度が上がった、再生数に貢献された
ダンダダンのメリット②パロディ元のアーティストの反応を知ることが出来た
ダンダダンのメリット③作品の影響力を知ることができた
ダンダダンのデメリット①権利問題に対しての弱さが露呈した
ダンダダンのデメリット②今後の作品の展開に影響が出る可能性がある
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