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【発達障害】シンドい春は頑張らなくていいんだよ【五月病】

こんにちは、じょぶでございます。

やっと寒さの峠を越えて、春の暖かさを感じる季節になってきました。

世間一般には新学期、新年度、新生活などなど…明るい雰囲気が流れますが、逆に鬱々とした気分になる方もいるのではないでしょうか?

「なんでみんな笑顔なのに私だけ気分が上がらないんだろう…」と他者と自分を比べて余計に気持ちが下がったりしませんか?

私もその一人だったりします。

そこで今回は看護師11年目の医療の視点発達障害・精神疾患の家族との関わり、そしてグレーゾーンである私自身の経験から、春の調子の悪さの原因と対処についてまとめてみたいと思います。

目次

なぜ春は調子が悪くなるのか?

春は心の調子が悪い人が増える』

これは昭和一桁生まれの祖母が毎年春になると話していたセリフです。実際にはもっと差別的な表現でしたが…笑

なので私個人としては太陽が東から上ると同じように当たり前のことと思って生活してきました。

しかし、原因を考えずに思考停止モードで調子の悪さを諦めてしまうのはちょっと違うかなと思い、まずは対策のために原因を深堀りしてみることにしました。

私の考える原因は以下になります。

①季節の変化に関連した自立神経の乱れ

一番大きいのはこれだと思います。

季節の変わり目は日中の気温の上下や、天気の乱れにより自律神経が乱れやすいと言われています。

「昼間は暖かかったのに、夜は急に冷えて風も出てきた」最近の陽気はこんな具合ですよね。

また、気圧の変化も大きいため片頭痛といった実際に苦痛を感じる症状を感じる方もいます。

人は他の動物と同じで、気温や天候といった環境を無意識に感じ取って、体温を一定に保とうとする機能があります。恒常性とかホメオスタシスとか言います。意識せずとも全自動で行われるものですが、その分エネルギー消費は多いと言われています。環境変化の大きい季節は勝手に体力が消耗しやすいんですね。

②新生活に伴う社会環境の変化

先ほどの項目は生き物として、の不調になりますが、こちらは人間独自のお話です。

人は他人との相互作用で「アイデンティティ」を獲得すると言われています。

小難しいですが、もっと簡単に言えば「自分がどこに属しているか、どんな役割を持っているか」という社会的な環境こそが「自分」を形作る器みたいなものだということですね。

そんな自分を形作る器の形が変わってしまうのが春という季節です。

学生であれば進級でクラスメイトが変わるかもしれない、卒業、入学であればもっと大きく環境が変わります。

家族が転勤して引っ越しをする家庭もあるかもしれません。

会社勤めの方は部署異動、ご自身の異動がなくても他の部署から異動者が来ることもありますね。

普段使っている電車のダイヤが変わる、乗客が変わる、利用しているお店の店員が変わる…言い出したらキリがないですね。

自分の環境というのは容易に変わってしまうものではありますが、環境の変化というのは非常に大きなストレスとなりえます。自分を形作るものが変わってしまうのですから、当たり前ですね。

特に発達障害にはツラい理由

上記はあらゆる人に言えることですが、今度は発達障害を絡めていきたいと思います。

簡単に言うと上記2点の影響を受けやすいのが発達障害の特徴です。

①自分の不調に気づきにくい

「しんどいな、休もう」

これが出来ないというのが発達障害の特徴の一つです。

先述の通り、特別不調が起こりやすい季節にも関わらず、自身の不調に気づけません。

嘘だろって思いますけど本当なんです。

そのため、気づいたら起き上がれないほど心身に不調を来してしまうことも少なくありません。

発達障害の方に精神病を患っている方が少なくないのはこの辺りから来るんだと思います。

②環境の変化に弱い

大人の発達障害が周りにばれにくいのは、経験から学習することができるからだと言われています。

普通の人よりは時間がかかるけど、一度「コツ」を覚えてしまえば人並に仕事が出来てしまうんですよね。一つの項目だけで言えば人並以上にできてしまうこともあります。

一方で新しい環境では一気にパフォーマンスが下がります。今まで出来ていたことも出来なくなってしまうんです。

これはメカニズムを説明するのは難しいですが、おそらく自分の中でマニュアルが出来ていないため、あらゆることが「想定外」で余裕がなくなってしまうのだと思います。いっぱいいっぱいの時や疲れてる時って普段やらないミスをしますよね、そんなイメージです。

③常に全力を尽くしてしまう

発達障害の方は「手を抜く」のが苦手な方が多いです。

手を抜いても良い作業でも全力、難しい作業ももちろん全力。

同僚と同じ仕事をしているのに自分のほうが疲れやすいと感じる方はこれかもしれません。

新しいことは失敗しやすいにも関わらず、全力を尽くして、結果的にやり直しになる、そんなシチュエーションが多くなりやすいのが新学期、新年度です。

対処方法

私が考える対処方法を書いておきます。

発達障害の気がある方は参考にしていただければ幸いです。

普通の方は私の意見だけでなく、原因をもとに自分に合った立ち回りを考えるべきだと思います。

①体を冷やさないための服装を

この時期は体温調整が難しい季節です。春っぽい恰好をすると寒い思いをして、そのまま風邪をひくこともしばしば。

おしゃれとか季節感は置いといて、とにかく、寒くない恰好を心がけましょう。

私の場合はレイヤリング(重ね着)を活用することが多いです。寒ければ着る、暑ければ脱ぐ、とシンプルに調整できます。脱いだ服を入れる都合で、バッグは大きめがおすすめですね。

レイヤリングの究極は「登山ウェア」です。最近はマウンテンパーカーも市民権を得たように思います。

暗めの単色であれば街着にしても違和感ありません。防風性があり、急な雨にも対応できるため非常におすすめです。

それでも寒いときは小さく畳めるインナーダウンを持っておくと便利です。

詳しくは別記事を書こうと思っています。

②規則正しい生活を心掛ける

体の疲れが消える魔法なんてありません。

これをすれば元気になる、これを飲めば元気になる、全部詐欺です。そんな便利なものがあれば、進化の過程で身に着けていると思いませんか?

疲れがたまりやすい季節は意図的に体を休めるしかありません。

早めに寝る、決まった時間に起きる、食事は消化に良いものを食べる、お酒・たばこは控える、決まった時間に風呂に入る、体を冷やさないうちに寝る

これ以上の健康法はありません。

③計画的に休暇を作る

自分の不調が分からなければ、予め休養のための希望休を出すという発想です。

4月は休みづらいという会社であれば、3月のうちに年休消化も兼ねて休んでおくのも良い手だと思います。

3月で今年度の疲れをリフレッシュ、4月を乗り越える、5月GWで新生活の疲れをリフレッシュ

こんな形で先を見据えてスケジュール調整を行うと「もう起き上がれない」なんて事態は避けられるのではないかと思います。

④環境を「調整」する

こんなにしんどい環境はもう無理だ。やめよう。

それも一つの手段だと思います。けど、辞める決心がついているならその前にやれることがあると思います。

自分のできる選択肢を全部確認して、辞める前に全部やってみましょう。

状況によりけりですが、もし長く働いていて、気の許せる同僚や上司が2人以上いるのであれば、その環境を捨ててしまうのは非常にもったいないです。

まずは情報収集と準備です。結局いかに味方を作るかが人生を生きやすくする鍵だと思います。

仲の良い上司がいるのなら、来春の自分の処遇を確認してみましょう。新年度の業務が分かれば、知り合いに連絡を取って準備について相談するもの良いです。

実体験①(ADHDグレーゾーン夫の場合)

さて、私は発達障害、特にADHDの特性をいくつか持っている自覚がありますが、現在の医療では診断がつかない「グレーゾーン」っていうやつです。

私も春は体調が悪くなる季節です。

体はダルく、思考は滅裂。一番しんどいのはマイナス思考に陥るところですね。

大体3月後半~6月後半ぐらいまで続きます。

原因としては、先述の通り、同僚が変わったり、新しい部署目標や取り組みがスタートすることが仕事上の大きなストレスになります。普段の業務だけやってればいいであればいいんですが。

環境としては、やはり天候による自律神経の乱れはあると思います。あとは花粉症ですね。

対策としては、耐えること、これにつきます。

結局いろいろ気分転換を試してみたのですが、この時期はなにをしても気持ちがプラス思考に変わるってことはなかったです。

よって、私の対策は以下になります。

・仕事でミスしないよう最低限の注意をすること

・気分転換より休養に時間を注ぐこと

・期限が先のものはやらないこと

そして不思議なのは、7月になると霧が晴れたかのように気分が明るくなるんです。

自分の特性を知っておくと、先行きが見えるのでちょっと気持ちが楽になります。

実体験②(ASD妻の場合)

妻の場合、現在進行形でしんどくなってます。

きっかけは私の体調不良。一週間熱で寝込んでしまい、家事、子供の世話、すべて任せてしまうことになってしまいました。

結果、メンタルを病んでしまい現在仕事を休んで家事も出来ず、ゴロゴロスマホをいじっている状態です。

これも時間が解決してくれるのを待つしかないか、と思っていますが、これで私が頑張りすぎてしまうと、今度は私が体を壊してしまい悪循環になってしまいます。

私が考えた、今後を立て直すために必要なアクションは以下になります。

①精神科に受診させる

②診断に応じて、傷病休暇を申請する(6か月~1年)

③その間にやってもらうことをシステム化、私が指示しなくても自分で行動できるようにする

④妻が復帰後の家事分担を③のシステムを基に構築する

③を作るのが大変そうですが、現状できそうなのはこのあたりかなっと思ってます。

みんなで春を乗り越えよう

私の実体験含め、いろいろ書いてみました。

「春って調子悪いな~」と毎年お悩みの方の参考になれば幸いです。

このブログではこういった形で看護師の視点、夫の視点、発達障害の視点から、世の中を生きやすくする方法を発信しています。

ご興味ある方は、また遊びに来てくださるとうれしいです。

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この記事を書いた人

大学病院11年目の看護師。
ADHDグレーゾーン、妻はASD。
看護師の視点、夫の視点、発達障害の視点から、世の中を生きやすくする方法を発信中。
資産形成、子育て、趣味(ファッション、ガジェット)などなど

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